山梨のリノベーション～明るく開放的な吹き抜けは可能？メリットと注意点をおさえてオシャレなリノベを叶えよう
築年数の古いお住まいにありがちな「暗くて狭い空間」の悩みは、吹き抜けリノベーションで解決できるかもしれません。
リビングの上や玄関の上などに吹き抜けを作るととても明るく開放的になります。
見違えるほどオシャレで洗練された雰囲気にすることが可能ですが、明るく開放的なメリットはもちろん、注意点もおさえておくことが大事です。
それでは、リノベで吹き抜けを作るメリットやポイントを見ていきましょう。
リノベで吹き抜けを作るメリット
吹き抜けによる大きなメリットが「明るい空間」です。1階部分と2階部分の空間がつながり、外から差し込む光が大きく広がります。
通常、戸建住宅の採光性は1階よりも2階の方が高いです。吹き抜けにすれば高い位置の窓からの光が1階部分にまで届き、空間を明るくする効果があります。
「吹き抜け+白い内装」なら一層明るい空間になるでしょう。
吹き抜けをつくる際、
・梁を残しておしゃれな雰囲気に
・木材の素材、木目のデザインにこだわる
・おしゃれな照明を取り付ける
などでデザイン性の高いリノベが可能です。
また、吹き抜けは1階と2階の空間がつながることから、家族間のコミュニケーションが取りやすくなるのもメリットです。
昔ながらの住宅は、「個室」「廊下」とそれぞれの空間が区切られお互いの存在感が薄くなりがちですが、吹き抜けを作ると暮らす人の存在を常に身近に感じる一体感が生まれます。
そもそも我が家は吹き抜けが作れる…？
吹き抜けのリノベーションは魅力的ですが、どんな家でも可能ではありません。
たとえば、鉄筋コンクリートや軽量鉄骨は、木造建築のような「間取りの自由度」がなく、後から吹き抜けを作ることは構造上問題があることも。柱・壁を部分的に取り除くことが難しく、吹き抜けのような大空間を作ることは危険です。
基本的に木造住宅は吹き抜けのリノベーションがしやすいですが、木造軸組工法でも耐震性を低くしないような工夫が必要です。リノベーションの経験が豊かな住宅会社に依頼しましょう。
山梨のミスターデイクでは、木造住宅のリノベーションを多数手がけております。お住まいの現状によって吹き抜けが可能かどうかも変わってきます。まずはお気軽にご相談ください。
吹き抜けを作るなら知っておくべきポイント
メリットは魅力的な吹き抜けにも、デメリットとなりやすい注意ポイントがあります。
空間が広がるので「暑い・寒い」などを感じやすい
空間が広くなるため、冷暖房の効きが悪くなるケースもあります。夏には暑く、逆に冬には寒いと感じやすいかもしれません。
快適温度にしようと冷暖房の設定を上げ下げしても、なかなか適温にならずに不満となることも。それに、光熱費が多くかかりそうで心配ですよね。
そこでおすすめなのは「シーリングファンを取り付ける」「サーキュレーターを回す」といった空気循環できる工夫です。冷気・暖気が一箇所にたまらず攪拌してくれるため、部屋温度を適温に保ちやすくなります。
床暖房も寒い冬には効果的です。
また、そもそも断熱性の悪いお住まいに吹き抜けを設けても、余計に暑さや寒さを感じやすくなるだけなので注意が必要です。
吹き抜けを計画したら、屋根・外壁に断熱性をもたせる対策もしましょう。特に熱の出入りが激しい窓に断熱性を持たせるなど、「吹き抜け+断熱性の向上」を考えたリノベが大事です。
山梨のミスターデイクでも吹き抜けのリノベーションのご相談をお受けしています。吹き抜けのデメリットを緩和できるように、断熱性も合わせて考えたご提案をいたします。
2階の部屋、廊下がなくなる
吹き抜けにした分、2階部分の部屋や廊下の面積が減ってしまいます。もともと使っていない部屋があればいいですが、「吹き抜けを作ること」を優先させて家族の居室を減らすと不満にもつながるため注意しましょう。
窓の掃除がしづらい…？
吹き抜けは天井が高くなるため、窓の掃除がしづらくなります。無計画に作ると、掃除ができずに困ることもあるでしょう。
家庭用の脚立などで届く位置に窓を設けたとしても、ケガをしないように気をつけなければなりません。設計の際、メンテナンス面にも配慮した計画が必要です。
まとめ
暗く閉塞感のある昔ながらの住宅も“吹き抜け”により、おしゃれで今風のデザインに仕上げることができます。光がお住まい全体に届き、風通しのよい快適な暮らしが叶うでしょう。
ただ、一方で吹き抜けにしたことで空間が広過ぎて冷暖房の効率が悪くなるケースもあります。断熱性も合わせて見直し、快適な「吹き抜け」を実現しましょう。
山梨のミスターデイクでも吹き抜けリノベーションのご相談をお受けしています。
