[山梨×増築]増築したいけれども可能？
家族が増えるし、もっと広ければいいな…。
そんなとき、ある程度土地に余裕があるときは増築を考えるのではないでしょうか。
増築で広くなれば悩みも解決できそうですよね。
でも、「敷地にゆとりがあるから」といって全てのケースで増築が可能とは言えないのです。
今回は、増築するときに確認しておきたいポイント、そして「増築できない」ときの解決案をご紹介していきます。
増築とは？増築のパターン
既存の建物に面積を“増やす”のが増築です。一方、面積をまったく変えずに内部だけに手を加えるのは“改築”と言います。
増築のパターンはさまざまで、1階、あるいは2階に部屋を増やすのがよくある増築パターンですが、「離れ」も増築です。
・子供が増えたので、平屋だった家の2階に子供部屋を増築した
・テレワークのために、庭の部分に書斎を増築した
など、ライフスタイルの変化にともなって増築する方も多いです。
増築は、空間が広くなって住みやすくなるのが嬉しいメリットです。
増築で注意したいポイント
二世帯で暮らすことになり「家族構成が変わって部屋数が足りない…」などのケースは増築を考えるタイミングとなるかもしれません。
ただ、冒頭でもお伝えしたのですが、増築は「部屋数を増やしたいから増築しよう」という簡単な理由では実現できない部分があります。
法的な問題や、お住まいの安全性の確保をしたうえで、「増築が可能かどうか？」「増築をするかどうか？」を慎重に考えていくことが大事です。
建蔽率と容積率は大丈夫か？
敷地に余裕があって増築できそうなケースでも、実は建蔽率と容積率の制限にひっかかって増築できないこともあります。
土地ごとに、建築面積や床面積の上限が決まっているため、増築してそれを超えるようなら「増築は不可」です。建築基準法や自治体の条例をチェックし、法違反とならないように増築することが求められます。
土地の規制、どのくらい増築したいかなどを確認することが大事です。ただ、個人の方がこういった法的な規制を確認し、「どのくらいの面積を増築できるか」といった見極めは難しいですよね。
山梨のミスターデイクでは、「増築したいけれど我が家の土地は可能？」といったご相談もお受けしています。お気軽にお問い合わせください。
既存の家の耐震性問題…
増築は、もともとある建物に新たな空間を付け足す工事。つまり、「古い部分」と「新しい部分」が混在することになります。
特に、接続する箇所は地震の際に弱さが現れることから、増築の際は注意が必要です。既存の建物が古く耐震性がよくない場合、そこに留意して増築しなければなりません。
また、接続箇所は雨漏りが起こらないような施工が求められます。施工不良で、その箇所から雨漏りが起こることもあるでしょう。
耐震性の観点、雨漏りリスクへの配慮…と、増築工事のノウハウを知っている住宅会社への依頼が欠かせません。
山梨のミスターデイクでは、増築をともなうリフォーム・リノベーションをこれまでに多数手がけております。
お客様のご要望をお聞きしながら、法的な観点も併せてベストなプランとなるようにご提案させていただきます。
まずは、お気軽にご相談ください。
増築が難しそうなときは…？
建蔽率と容積率、高さ制限などをクリアできなければ、増築ができません。
また、築年数がかなり古い家の場合、建蔽率と容積率などの規制はクリアでき法的に問題がないケースでも増築が難しそうなケースもあります。
前述したように、耐震性の観点から、増築部分だけでなく、既存の建物に「耐震補強」などの手を加えることになるでしょう。あれこれと工事が必要となり、予算が難しく、増築を諦めざるを得ないことも・・・。
「法的に難しい」、もしくは「予算的に難しい」ときでも、増築以外の方法で“空間を広げる”という解決策が見いだせるケースもあります。
たとえば、ほとんど使っていない納戸や収納、廊下などを活用し、間取り変更のリフォームで部屋数を増やすなども可能です。
山梨のミスターデイクは、リノベーションも手掛けています。お客様の理想をお聞きしながら、増築をしなくても空間を広く使えるような工夫をご提案できるかもしれません。ぜひご相談ください。
まとめ
増築は、空間が広がって住みやすさが向上するメリットがある一方で、コスト面や法的規制などの難しい背景があります。
増築は耐震性の問題も絡んでくるため、単に「部屋を追加すればいい」というものではありません。前提にするべきなのは「住む人が安全に心地良く住めること」です。
施工業者を選ぶときは、法規制に留意することはもちろん、お客様の安全な暮らしに配慮したアイデアを提案できるかどうかが求められます。
また、増築できないケースでも、リフォームやリノベーションでお客様のご要望をカタチにできる柔軟力も大事です。
山梨のミスターデイクでは、増築したいというお客様のお問い合わせをよくお受けしています。お客様のお住まいを拝見し、「増築したい」というお客様のご要望に沿いながら、ベストなご提案ができればと考えています。お気軽にご相談ください。
