屋根裏に部屋や収納を作ることができる?
リノベーションをするとき、部屋や収納を増やしたいという方も多いのではないでしょうか。
ふだん使っていない空間“デッドスペース”を利用できれば、面積を変えることなく空間を広げられます。
そのひとつが“屋根裏”を活用する方法です。
通常、屋根裏といえば「天井と屋根にある空間」ですから、どうなっているか見る機会は少ないですよね。
今回は、屋根裏がどんな風に使えるのか、活用方法やポイントについて詳しくお伝えします。
屋根裏が大変身!どんな活用方法がある?
“屋根裏”という言葉には、隠れ家のような、ちょっとワクワクした雰囲気がありますよね。いったい、どんな風に使えるのでしょうか。
屋根裏部屋にする
生活空間として「屋根裏部屋」にすることもできます。
屋根の形が天井になる屋根裏部屋は天井が低めとなることから、
・寝室
・子供の遊び場所
・書斎
・趣味の部屋
といったサブ的な意味合いの部屋にすることが多いです。
どんな風に使うか、どんな空間にすれば居心地が良くなるかなど、圧迫感を打ち消すような工夫も盛り込んだ造りにすることも重要です。
屋根裏収納にする
ふだんあまり使わない、季節ものの収納場所としても使えます。
ひな祭りの人形、クリスマスツリー、扇風機などは、クローゼットに置くにしてもスペースが必要で置き場に困るケースもありますよね。屋根裏なら、大型の季節ものも置きやすい空間になるでしょう。
部屋よりも上部にある屋根裏ですから、基本的には「ハシゴ」で昇り降りすることになります。階段とは違って、気軽に持ち運びができるわけではないため、「日常的に使うものは部屋のクローゼット」「使用頻度が少ないものは屋根裏部屋に」という使い分けで収納するのもいいでしょう。
ロフトにする
ロフトにするという方法もあります。
ロフトは、屋根裏を活用してできる空間のことで、お部屋と一体感を持つことができます。部屋が“二層”となるイメージで、開放的な雰囲気にできそうですね。寝る場所や収納場所など、さまざまな使い方ができるでしょう。
ただ、ロフトを作る場合、「天井高」や「はしごの設置」など建築基準法における規制に配慮した設計も大切になってきます。
山梨のミスターデイクでも、屋根裏をロフトとして活用できないだろうかというご相談をいただくことがあります。お家によってどんな方法がいいかが違いますので、まずはお住まいの状況を拝見し、そのうえでプランをご提示させていただきます。
リノベーションで屋根裏を活用するときのポイントとは?
屋根裏をどんな風に使うかによって、さまざまな工夫が必要になってきます。
たとえば、寝室や趣味の部屋などある程度の時間を過ごしたい場合、照明やコンセント、空調も考えなくてはなりません。
また、「部屋にする」「収納にする」のどちらにしても、湿気対策や断熱対策も欠かせないでしょう。屋根裏は「屋根の真下にある空間」ですから、外気温の影響をダイレクトに受けやすくなります。湿気対策や断熱対策が不足すると、夏場は「暑くてとても居られない…」、冬場は「結露がひどい」などの問題が起こるかもしれません。
まとめ
ふだん使っていない屋根裏の空間が部屋や収納になるのはワクワクしますよね。秘密基地のようなイメージで、楽しく便利に使えるのではないでしょうか。
ただ、天井の上部の空間であり、屋根の下の空間であることから、さまざまな対策をしなければ快適性がともないません。
また、建築基準法で定められた高さや広さを超えると、「屋根裏部屋」というよりも、普通の部屋として面積にカウントされ、固定資産税の対象となるケースもあります。
「想像していたのと違う」「思ったよりも使いづらい」など後悔しないように、屋根裏活用をともなったリノベーションが得意な施工業者に依頼することが大事です。
山梨のミスターデイクでは、これまでにさまざまなリノベーションを手掛けてまいりました。
「リノベして良かった」と思ってもらえるように、便利に上手く使えるアイデアを考えてまいります。リノベーションで屋根裏をご活用したいときは、お気軽にお問い合わせください。