[山梨×リノベ]和室から洋室へのリノベーション。嬉しいメリットと方法を詳しく解説
築年数が古い家にある和室。畳や襖、障子と伝統的な“和”を感じられる一方で、何かと使い勝手が悪いとお悩みの方もいるのではないでしょうか。
現代のライフスタイルにあった洋室へリノベーションする方が増えています。
古民家を買ってリノベ、実家をリノベ…と、和室の多いお住まいを洋風にするリノベーションについてお伝えしていきます。
和室⇒洋室ってどんな風にリノベできる?
洋室へのリノベーション、どんな方法があるか見ていきましょう。
畳をフローリングに
畳敷きの和室を洋室にする際は、まずはフローリングなどの床材に交換します。畳撤去後に高さを調整して下地をつくり、フローリングで仕上げていきます。
最近は、既存の畳のうえに“敷くだけ”という市販のフローリングマットで和室をDIYでリフォームする方もいます。低価格でできるのでコストをおさえられるメリットがあるものの、注意したいのはデメリット面です。
「畳+フローリング」と二重になって畳が蒸れることから、カビ・ダニ発生のリスクが高まります。しかも、既存の畳の厚みがそのままですから段差が生じ、つまずくなど危険。バリアフリーの観点からも、安心してリノベーションするならプロに依頼することが大事です。
押し入れをクローゼットに変える
パイプハンガーの取り付けや扉の交換などで、押し入れをクローゼットにすることができます。
洋室へのリノベーションに合わせてベッドにしたい…というときは押し入れが不要になりますよね。クローゼットにすると、収納量も増え、衣類や小物を入れるなど便利になります。
壁紙、天井クロスの交換
昔の和室は砂壁や繊維壁などが多かったものですよね。でも、長年使っていると劣化するため「古い・暗い」という印象になっているかもしれません。
壁紙を洋風にするだけで、空間が明るくおしゃれな雰囲気にできます。
山梨のミスターデイクにも「昔の壁紙がボロボロしてしまった…」「暗い雰囲気を明るくしたい」と壁紙交換を含めたリノベーションのご相談をいただくことがあります。
施工後は「お部屋が明るくなった」とご満足のお声をいただいています。
照明洋室に合うものに変更
昔ながらの蛍光灯は点灯管が劣化して「点くまでに時間がかかる…」というケースがあります。劣化現象に気づかずに使い続けていると漏電のリスクもあるので、古い照明は早めに交換をおすすめします。
リノベーションをきっかけにデザインの素敵なLED照明はいかがでしょうか。
新しい照明器具に交換すると安心して使えるだけでなく、電気代をおさえることにもつながります。
洋室にするとこんなメリットが・・・
和室と比べて、洋室にはこんなメリットがあります。家族構成によって異なる部分もありますが、ぜひご参考ください。
1.掃除面
フローリングの床材になると掃除機やフローリングワイパーも使いやすく、掃除の手間が減ります。
フローリングと言っても無垢材や複層フローリングなど表面にもよりますが、ウェットシートや濡れた雑巾も使えます。拭き掃除がしやすくなるでしょう。
和室は畳のメンテナンスが大変という人も多いので、洋室のフローリングにリフォームすることで掃除がグッと楽になります。
2.衛生面
和室は、畳や襖など掃除がしづらい難点があります。
特に、畳は構造的に「ジュースをこぼすと染み込む」「ホコリが細かな窪みに入る」などダニ・カビが発生するリスクも。
一方、「洋室+フローリング」なら、お伝えしたように掃除がしやすいため清潔を保ちやすいでしょう。カビなどの心配もなくなり衛生的です。
3.子育て中も安心の洋室
畳のクッション性は子育て中も魅力ではあるものの、小さな子どもがお菓子やジュースをこぼすと慌てますよね。すぐに拭けばいいかもしれませんが、表面的にはしっかりと拭けたつもりでも、やはり水分は浸透。ちょっと不衛生になるかもしれません。
また、上手に歩けない赤ちゃん期の子育て中は「フローリングで転んだら痛そう」に感じることもあるでしょう。その場合は、プレイマットを敷き詰めたり、カーペットを敷くなどでクッション性を高めることが可能です。特にお子さんが動くスペースだけでもマットを敷くのもいいかもしれませんね。
ジュースのこぼれ対策にもできそうです。
成長とともに、プレイマットも不要になってきます。
4.高齢の方も快適
高齢になると足腰が弱って、畳に座るのは大変ですよね。「座る」ときの負担を軽減するための座椅子も市販されていますが、「布団の上げ下ろし」「畳の掃除」が何かと手間に感じるでしょう。
洋室ならソファーやベッド置きやすく、日常的な足腰の負担が緩和できます。
まとめ
和室を洋室に変えるリノベーションなら、現代人のライフスタイルに合った素敵なお住まいに変えることができます。
市販のフローリングマットや壁紙などもお手軽なDIYと思われがちですが、あまりおすすめしません。床材、壁、天井などは下地づくりが丁寧にされていないと、段差や剥がれといった不具合が起きやすくなるからです。
山梨のミスターデイクでも「和室の多い古い家を洋風にリノベーションしたい」とお住まいを丸ごとリノベーションされる方も