[山梨×甲府のリノベーション]窓を増やして開放的に…窓増設リノベは可能？
古い家に住んでいると「窓が少なくて暗い」「窓の位置が悪い」と採光性が低いことがあります。
「ここに窓があれば…」
そんな風に窓を増やしたいと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、窓を増やすリノベーションのお話をしていきます。
リノベーションで窓を増設するメリットとは？
まずは窓を増設するメリットをご紹介します。
その①：採光性がアップ
もともと窓が少ないお住まいの場合は、窓を増やすことでとにかく明るくなります。
「今までは日中も電気をつけていた」という建物でも、増やす位置によっては自然光で過ごせるかもしれません。日中の照明をつける時間が減れば、電気代節約にもつながるのもメリットです。
窓の方向によって採光性がどのくらい高まるかは異なりますが、たとえ北向きでも“窓”を増やすことで室内を明るくすることは可能です。
その②：風通しがよくなる
窓を設けることで通気性が高まります。
たとえば、ひとつの空間に「窓がひとつ」の場合、風が通りやすくなります。定期的に窓を開けることで空気が循環しやすくなり、湿気やカビを防止するのにも効果的です。高齢の方、お子様、ワンちゃん猫ちゃん。窓から入り込む爽やかな風でご家族みんなが快適になり健康効果も高まりそうですね。
その③：開放的になる
窓を設けることで“視線の抜け”が実現し、開放的な空間になります。それに、晴れた日はもちろん、曇りの日でも適度な明るさをもたらしてくれます。
窓ナシで壁が多いと圧迫感もありますが、窓を増やすことで開放感を演出。気持ちも爽やかに導いてくれそうですね。
リノベーションで窓を増設するメリットとは？
窓を設置する目的によって、窓の形や大きさを考えるといいでしょう。
採光の目的だけなら、
・高さのあるところに取り付ける「高窓」
・屋根に取り付ける「天窓」
・細長い形状の「スリット窓」
などがあります。
FIX窓（はめ殺し窓）といって、開閉しない小さめの窓を取り付けることも可能です。
天窓を施工する場合、工事も大がかりです。日当たりが悪い家にはおすすめできる方法ですが、費用面は高くなります。採光も通風も兼ね備えたい場合は、一般的な腰窓もいいでしょう。外壁、内装などをともなうため、ケースバイケースですが費用がかかるかもしれません。
予算だけではなく、窓の位置・大きさ・目的など多角的な観点から計画していくことが大事です。
一方で注意点もある
採光などでメリットのある窓増設ですが、窓が増えると断熱性が低くなる可能性もあります。
最近の窓ガラスは昔と比べると性能もだいぶよくなりましたが、断熱性にも配慮して「夏の暑さ・冬の寒さ」が室内に伝わりづらいようにしたいものですね。窓増設を後悔しないためには、性能の良い窓選びが大切です。また、窓は好きなところに増設できないこともあります。
耐力壁を外すと、構造的に弱くなることから、リノベーションでは「取り外せない柱・壁」などがあります。窓を増設する場合は、しっかりと補強できるかもポイントです。むやみに計画すると耐久性にも影響する可能性もあるため、経験豊かなリフォーム会社への依頼が大切です。
構造的にOKなところと、難しいところを見極められる業者への依頼が欠かせません。
まとめ
窓を増やすリノベーションをすると、明るく爽やかな空間づくりが可能です。
ただ、窓を増やすことは簡単ではありません。現状を見極めながら、空間にあったリノベーションを行うことが大事です。
たとえば、窓の増設をしなくても、室内の壁を取り払って大空間にするなど、間取りを変更するリノベーションでも開放感や明るさを実現できるケースもあります。お住まいの構造に影響がないように、さまざまな解決法を見い出してもらえる経験豊富な住宅会社に依頼しましょう。
また、窓増設にプラスして壁紙交換もおすすめです。窓を増やすと、古いお住まいの“暗さ”を解消できます。
窓を増やすだけでも十分に明るいですが、一緒に内装も見直してみませんか。白く新しい壁紙にすると、もっと明るく開放的な空間になります。
