山梨×リノベ|築年数が古い住宅のリノベーション~見落としがちな“電気のこと”

築年数が経った家で暮らしていると、「コンセントが足りない」「よくブレーカーが落ちる」といった不満を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
古い家をリノベーションするとき、外壁や屋根、水まわりなどを計画する方も多いですが、意外と見落とされがちなのが「電気設備」。
電気配線は家の内部にあって見えないのですが、実は劣化で危ない可能性も少なくありません。
今回は、リノベーションの際に目を向けておきたい電気のお話もしていきたいと思います。
古い家の電気がなぜ危ないの?

築30年以上も過ぎると、当時の配線や分電盤がそのままで“今の暮らし”には合っていないことが多いんです。
近年は、エアコンや電子レンジ、ドライヤーなど、日々使う家電もたくさん。特に、エアコンは「一家に一台」では足りずに、各部屋に設置したい…と考えている人も多いかと思います。でも、容量不足でブレーカーが頻繁に落ちるため、簡単には取付ができません。
また、年数とともに配線の絶縁が劣化すると、漏電のリスクも高まります。それに古いブレーカーに負荷が重くのしかかると事故時に作動せずに火災につながる可能性も。
電気配線は壁や天井の中に隠れているので、内部で腐食などの劣化が起こっても気づきにくいんです。
事例:コンセントから煙が…!
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知人のお話ですが、実家である日突然コンセントから煙が出たんだそうです…!
たまたま家にいたときだったので、すぐに知り合いの電気屋さんに来てもらって対応したとのこと。もし不在だったらと思うと、本当に怖かった…とお話くださいました。
また、私の近所の家でも、天井裏の古い配線が原因で火事になったケースがありました。
どちらも築年数の古い家。リノベーションする際には、電気のチェックも考えておきたいですね。
分電盤詐欺に注意

最近は、いろいろな“〇〇詐欺”が増えてきましたよね…。訪問での悪質な勧誘など、気をつけている方も多いのではないでしょうか。
最近、実は「分電盤詐欺」なんていうものがあるんです。
突然の訪問で「分電盤を無料で点検します」と言ってくるケースには注意が必要です。点検後、「これは火事になるかもしれない」「すぐ交換しないと危険ですよ!」といった不安をあおってきます。
そして、本来不要な工事を契約させるという手口なんです。もし「ん?」と不安に感じたら、その場で契約するのはNGです。
「電気のことが気になる」、そんなときは自分から信頼できる業者に相談することが大切です。専門業者に依頼する点検は、自分では分からない点をチェックしてもらえるメリットも。
電気のトラブルの予防の意味もあるんです。
山梨のミスターデイクでも電気関連のリノベーションのご相談をお受けしています。「コンセントの増設ってできるの?」「できれば照明交換などもしたい」といったお問い合わせもお気軽に。
照明や配線も一緒にやりませんか
分電盤のことやコンセントの増設などが気になったタイミングで、お家全体の照明や配線を見直してみてはいかがでしょうか。
暮らしに合わせた快適な照明へ
「分電盤のこと」「電気のこと」が気になったタイミングで、コンセントや照明などを新しくするのもおすすめです。
築年数が古いと、昔ながらの古い、暗い感じの照明のままってことも多いですよね。それをLEDに変えるだけでも、明るく快適になるんです。
それに、昔は、照明をつけるときに立ち上がってスイッチをオンオフ…ってスタイルでしたが、今はリモコン操作もできます。日常的にとても便利になるんです!
家族みんなが使いやすい工夫も
玄関や階段、廊下などにセンサーライトを設置するのも便利でおすすめです。
特に、階段や廊下は「夜間にトイレに起きたときに暗くて…」なんて不便を感じる方もいます。センサーライトなら、暗い中でスイッチを探さなくて済みます。夜間にトイレに起きたときも安全になりますね。
また、スイッチの位置の変更も可能です。大人も子供も使いやすい位置にするのもおすすめです。
間接照明でおしゃれな雰囲気にするのも人気です。
まとめ
古い家のリノベーションは、新しくなって気分が嬉しくなりますよね。でも、電気設備の老朽化を見過ごすと、安全面でのリスクが残ってしまいます。
コンセントの交換や増設、分電盤の容量、配線の劣化などをしっかり点検し、今のライフスタイルに合った電気計画を立てましょう。
山梨のミスターデイクでは、外観・内装や水まわり、間取り変更などはもちろん、電気関連のこともまとめてお受けできます。見た目の綺麗だけでなく、見えない部分の安心も考えてみませんか。
電気が安心・安全に使えるように、ぜひ山梨のミスターデイクにお任せください。