[山梨×断熱リノベ]おしゃれなリノベ住宅をする際は断熱性も高めよう
ここ数年、「中古住宅+リノベ」という選択肢が注目されています。築年数が40、50年以上にもなった家でも“古民家”という味わいを活かし、おしゃれでカッコいい雰囲気を味わえると人気です。
ただ、古民家に住む人のなかには「冬に寒くて…」という不満をもらす方もいます。
リノベで新しくおしゃれな雰囲気を叶えることができても、断熱性が悪いままだと暮らしづらいですよね。健康を害すこともあるので、リノベの際は断熱性にも着目することが大事です。
そこで、築年数の古い家の寒い理由や、断熱リノベで快適にできる方法などをお伝えしていきます。
築年数の古い家が寒い理由とは?
築年数が古い家が一般的に寒いと言われる理由をいくつかご紹介していきます。
理由①:断熱材不足かもしれないから
今でこそ断熱性を確保した家づくりは当たり前になっていますが、数十年も前は「断熱材が入っていないケース」は珍しくありませんでした。
寒い地域では断熱材が入っていることもあったものの、1980年に断熱基準が見直される前は無断熱の家もあったのです。床下に断熱材が入っていなくて足元が冷えるということも多々あります。
理由②:隙間風があちこちで起きているから
築年数数十年にもなると、「どこからともなく隙間風」が目立ちます。
そもそも日本は高温多湿という気候で、湿気から家を守るため「風通しの良さ」を重視して家が建てられていました。風が通る家は「夏は涼しく快適」ですが、冬にも隙間風が入ってくるので寒くなりがちです。
また、隙間風は、
・経年によって木材が劣化して歪む
・長い間、揺れなどで少しずつ歪む
などが背景で起こることもあります。
理由③:単板ガラス+アルミサッシが主流だったから
最近は、ガラス枚数が2枚や3枚などの「複層ガラス」を使われることが増えてきましたが、数十年前は1枚の薄いガラスが一般的でした。たった1枚のガラスで屋内と屋外を隔てていることから、外気の影響を受けやすいのが特徴です。
また、昔の家ではアルミサッシがよく見られました。
もともと古い時代には木製フレームが主流でしたが、安くて燃えづらく、加工しやすいとして昭和30年を過ぎたころからはアルミサッシが普及し始めてきました。サッシは熱が伝わりやすい特徴があり、冬はかなり冷たいです。薄いガラスでアルミの古い家は、外の空気が伝わりやすくて寒く感じてしまうのです。
理由④:玄関ドアが寒いから
昔は、玄関ドアの素材としてアルミなどの金属素材やガラスが入ったデザインをよく見かけました。
金属素材は冷たさがすぐに伝わり、特に冬は玄関表面がひんやりすることがあります。薄いガラスの玄関ドアも、外気の影響を受けやすいので寒い玄関になりがちです。また、長い間、開けたり閉めたりを繰り返すうちに扉は劣化するため、少しずつ隙間が生じていることも多いです。
断熱リノベで快適に
お伝えしたように今とは違う家づくりがされていた昔の住宅。築年数が古いほど、断熱性はあまりよくありません。
「間取りの変更」「壁紙の交換」といった見た目だけのリノベをすると、寒さや暑さを感じ不満に感じることもあるでしょう。
それに、いくら新しい暖房やエアコンを設置しても、断熱材不足や隙間風など“寒さの原因”を直さないと、寒い家となってしまうかもしれません。
リノベの際は、断熱性もチェックし、断熱材や窓交換、内窓、玄関ドア交換など快適な温度を保てるような暮らしをしてみませんか。
ミスターデイクでは、古いお住まいの弱点となるところをチェックし、断熱性にも着目したご提案をさせていただきます。「古い家だけど断熱性はよくなるの?」といったご不安などもお気軽にご相談くださいね。
まとめ
古い家でもリノベによって素敵でおしゃれなデザインにすることができますが、冬になって「何だか寒い…」と不満を感じる方もいます。今回お伝えしたように、築年数の古い家の寒さの原因を知り、お住まいの状況にあったリノベーションをすることが大事です。
断熱材の施工や、窓の交換・内窓の設置、玄関ドアの交換など、寒さ対策にはたくさんの方法があります。
ミスターデイクでも、お住まいの断熱性を高められるようなリノベーションをご提案することが可能です。ご不安な点がございましたら、お気軽にご相談ください。